『髪ってどんなふうになっているの??』
A.
私たちの髪は3つの層に分かれていて、例えるならお寿司の“のり巻き”みたいな形をしているんです。
★髪のいちばん外側にあるのが「キューティクル」 。
のり巻きでいうと“のり”の役目。
魚のうろこのように重なりあっていて、ごはんや具といった中身、つまり髪のうるおいをくるりと包んで守って います。
★キューティクルの内側にあるうるおいとは、のり巻きのごはんにあたる「コルテックス」です。
コルテックスは髪の 90% を占める大切な存在。
お米が体を動かす主食ってことと同じですね。
髪には欠かせない水分・油分があるほか、「間充物質(マトリックス)」という大切な栄養素を含んでいます。
★また、のり巻きの時に深みを出す黒ゴマは、髪の色を決める「メラニン色素」です。
★ごはんの中心には、のり巻きの具があります。これが「メデュラ」です。
メデュラは髪の芯にあたりますが、その役割はまだ解明しきれていない、神秘的な存在です。
細い髪みにはメデュラは存在しません。
※髪を守るキューティクルが傷むと、内側にあるこんなにたくさんのうるおいが髪から逃げてしまう……
だからキューティクルが傷むイコール髪が傷む、といわれるんですね。
STUDIO A 0527732003